2013年12月30日更新 |
2012年は印象的なリリースが多い年でした。特に秋以降は凄かった。今回のRecommendationは枚数も多いですが、全て興味深い、一聴の価値あるアルバムを纏めて紹介しちゃいます。Official Siteのアドレスも紹介しておきます。興味があったら行って自分で調べてみて下さい。音楽は人生を豊かにしてくれます。いろんな良さを皆さんと共有できたら、それもまた音楽の素晴らしさ。では、Recommendation スタート。 |
Most Impressive Albums of 2012 |
MARK LANEGAN BAND / Blues Funeral シアトルのカリスマ的なシンガー。2012年初頭に出た、リアルなR&Rアルバム。かなり熱くなりました。 |
CAROLINA CHOCOLATE DROPS / Leaving Eden このアルバムもグラミー賞ベスト・フォーク部門にノミネートされてます。前作は受賞してます。戦前のジャグバンドのような音とスタイルなんだけど、新しい!凄く面白いグループ。 |
GEORGE HARRISON / Early Takes Vol.1 マーティン・スコセッシ監督制作、ジョージのライフドキュメンタリー映画「Living In The Material World」に使われた未発表音源集。Vol.1ってことは2もあるのか? |
THE DANDY WARHOLS / This Machine オレゴン州ポートランドのサイケデリック・ロック・バンド。暫くぶりの新譜で、以前よりちょっとだけアッパーになってました。 |
BRIAN JONESTOWN MASSACRE / Aufheben サンフランシスコのサイケデリック・ロック・バンド。今はドイツに拠点を移しているようです。この新譜は以前より随分と分かりやすくなって、集中力もある感じ。 |
FIONA APPLE / The Idler Wheel Is Wiser Than The Driver Of The Screw And Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do フィオナの久しぶりのアルバム。相変わらずぶっ壊れてるけど、もの凄い引力で惹付けられる。天才。打楽器系のアレンジとか凄く新しい。 |
JIMMY CLIFF / Rebirth 御歳64、ジャマイカのアーティストの新譜です。今回はRancidのTim Armstrongがプロデュースで全面的に参加してて、音もドライでエッジーで最高。 |
OLD CROW MEDICINE SHOW / Carry Me Back NY出身、Nashvilleで活動するブルーグラスバンド。今作は原点回帰的な作風で、勢いも復活してて気持ちいい。 |
THE KING BLUES / Long Live The Struggle ロンドン出身、パンク、スカ、ハードコア、フォークがごった煮になったバンド。実直でユーモアのセンスある歌詞が大好き。 |
RY COODER / Election Special ここのところコンスタントに作品がリリースされてて、しかも音楽性が渋くエッジーに戻って来てる。今回はアメリカ大統領選に対して自分の思いの丈をぶちまけた作品。そしてそれは成就したようです。 |
JOSEPH ARTHUR / Junkyard Hearts ピーター・ガブリエルのレーベル、Real World Recordsから2002年にEP4枚でリリースされて、永らく廃盤だったものが、2CDにコンパイルされて再発されました。JAは2012年にRNDMというユニットでもアルバム出しました。それも面白かった。 |
ZZ TOP / La Futura これは俺のAlbum Of The Year #1。突然出たね、9年ぶりの新譜。リック・ルービンのプロデュースで、音も強力に気持ちいい、ギターの息使いまで聴こえてくる。ちなみにBilly F Gibbonsは俺の一番好きなギタリストです。 |
PAUL SIMON / Live In New York City CD & DVD、この映像を観た時はへこんだね。上には上が、さらにその上があるって思い知ったね。凄い! |
BOB DYLAN / Tempest デビュー50周年、71歳、ニュー・アルバム。素晴らしいアルバムです。"Roll On John"とか泣ける。俺のAlbum Of The Year #2。 |
AIMEE MANN / Charmer 来た!俺の好きなAimee節が戻って来た! |
THE AVETT BROTHERS / The Carpenter ノースキャロライナ出身のフォーク/ブルーグラス/オルタナ・カントリーなバンドの2nd。リック・ルービンのプロデュース。素朴なんだけど真新しい何かを感じる音楽。 |
MUMFORD & SONS / Babel 俺のAlbum Of The Year #3。Adeleと並んで今世界で最も勢いあるアーティスト。日本でパッとしないのが理解不可能です。こんなにいいのに。 |
CHRIS ROBINSON BROTHERHOOD / The Magic Door Black Crowesのお兄ちゃんの新バンド、2012年2枚目のリリース。1枚目はよりグレートフル・デッド/ピンク・フロイド的で、この2枚目はより南部テイストでした。2枚とも同時期にスタジオで一発で録ったんだろうけど、演奏力はもの凄いレベルです。 |
P!NK / The Truth About Love P!nk自体そんなに好きってほどではなかった。でもこのアルバムはビルボード初登場#1だったので、聴いてみた。凄くよかった。それにしても、アメリカのマーケットはいい作品への反応がもの凄く早い。 |
JEFF LYNNE / Long Wave 22年ぶりのソロアルバム。内容は全てカバーソング、だけどジェフ・リン節満載で、繊細に完璧に構築されてます。 |
JAKE BUGG / Jake Bugg 俺的にRookie Of The Year。ひょっとすると2012年に一番繰り返し聴いたアルバムかも。ソングライティングがずば抜けてる。このイギリス人19歳かなりやる。 |
AEROSMITH / Music From Another Dimension 実は2回しか聴いてない。熱くならなかった。でもエアロが11年ぶりに新譜を出したってことがGood News。 |
THE ROLLING STONES / Grrr! 結成50周年記念のベスト盤。新曲が2曲入ってて、そのうちの1曲"DOOM & GLOOM"が最高、俺のSong Of The Year。 |
MASSIVE ATTACK / Blue Lines : 2012 Remix Massive Attackのデビューアルバムがリミックスされて再発されました。今の響きに磨き上げられて完全に新しい作品に聴こえた。 |
MESHELL NDEGEOCELLO / Pour Une Ame Souveraine 前作"Wheather"から大好きになって、2012年前半は彼女のアルバム全てを遡ってました。これは年末になってリリースされた、彼女が敬愛するニーナ・シモンへのトリビュート作品。 |
AC/DC / Live At River Plate ギターのリフを7万人の観客が一緒に歌うバンドなんて、AC/DC以外あり得ない。偉大! |
GIN WIGMORE / Gravel & Wine ニュージーランドの女性シンガーのデビューアルバム。ちょっと荒っぽいレトロ・モダン。ビートがオセアニアな感じでパワフル、声も独特。 |
SCHMIDT / Femme Schmidt ベルリンの女性シンガーのデビューアルバム。女の匂いをプンプンさせてる、ヨーロピアンでレトロ・モダンなアルバムです。 |
SLEEPER AGENT / Celabrasion ケンタッキーの新人バンド。日本盤は今年出たけど、2011年リリース。やっぱりいい曲が書けるってのは絶対条件。このバンドもいい曲書きます。 |
THE JIM JONES REVUE / The Jim Jones Revue このロンドンのバンドは今年知った。すっかり気に入って、出てるアルバムは全部買いました。これは2008年のデビューアルバム。これが一番ブチ切れてます。 |
ZAZ / Zaz パリのシンガー。全編フランス語で歌われてますが、歌の上手さと伝導力はハンパじゃない。現代のEdith Piafと言われるのもわかる。 |