DISC 1
1. WIND (dedicated to P.Casals)
このCD制作の発端になった曲。「自宅の限られた機材でいかにしてマスタークオリティーを作り出すか」を録音のテーマにして、'96年6月に録音したもの。
2. RHYTHM & PSYCHO acoustic
WINDと同時期に同じテーマで録音したアコースティック・バージョン。2番の歌詞をアコースティックの雰囲気に合わせて変更してある。
3. VENUS
'95年9月に作曲、録音。日本に帰ってきてすぐの時期で、たくさん曲を作っていた中の一曲。歌詞の題材は地球と金星の関係。
4. LITTLE FLAME
'96年6月に録音。原曲は'94年、L.A.でRandii Meers(Drms. CATS IN BOOTS)とバンドを組もうとリハーサルスタジオに入っていた頃には出来ていました。もとはラウドな曲だったけど、この時はアコースティックで試してみた。歌詞は日本にて、満月の夜にロウソクの炎を見つめていたら浮かんで来た。
5. BRAVE MAN OF AN ERA
この曲も原曲は'94年頃にL.A.で出来ていた。録音はWINDらと同時期、同じテーマで。リズムマシーンを使わずにアコギのアルペジオを重ねてビートを、エレキギターで空間を創っていった。
6. YOU WILL BE FINE acoustic
'97年4月の録音。THE OUTSIDERSのファーストアルバムのアウトテイク(だったと思う)。この曲にはいろんなバージョンが存在している。'96年の3月頃、THE OUTSIDERSの初LIVEの為に纏めて作ったうちの一曲。
7. HELLO EVAH
8. INNOCENCE
'95年10月の作曲、録音。この2曲は同時に出来た、双子のような2曲。どちらもいつか歌を載せようと思っていたが、そのまま月日が過ぎ、この度インストの楽曲として世に出ることになった。
9. WATER
'96年1月の作曲、録音。水の性質を深く考えていたらこんな曲が生まれた。ギターソロは特に「水」をギターで表現したかったのでこんな感じになった。
10. RAT PEOPLE
'95年9月の作曲、録音。何年かぶりに経験する日本の夏、特に夜中の渋谷が印象的で、終電も終わった時間帯に、帰るそぶりもなく迂路つく人々と、その足下でゴミを漁ってるネズミがオレの中で同化していた。
11. CHA LA LA
'95年9月の作曲、録音。作詞の面ではまだまだ未熟な部分が目立つが、NEW AGE的な発想を面白がっていた時期で、「自分が発したものは全て自らに戻ってくる」という主題を発してみようと思っていた曲。
12. WORLD
THE OUTSIDERSの初LIVEの為に纏めて作ったうちの一曲。'96年3月の作曲、録音。このころフランスがムルロア環礁で核実験を行い、その時、心が揺れ動いて出て来た曲。
13. AKUMA NO BLUES PT.2
'96年1月の作曲、録音。これをそのまま聖飢魔IIにデモテープとして渡した原曲。実はPT.1も存在して、それは10分を超える大作でマイナーバラード・ブルース。そちらは未だにお蔵入り。
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DISC 2
1. BLUE OF THE RIVER
この曲は'91年、N.Y.にいた頃、ドラムのPAUL GARISTOと書いた曲。'96年8月にソロアルバム制作の話が持ち上がり、この曲歌詞を書いた。ドラムでレコーディングに参加してもらうことになっていたライデンがプリプロ用にドラムを打ち込んでくれた。同じくジミー(THE OUTSIDERS)がBASSを録音し、オレがギターを録音した。歌は自宅で録音。しかし今回、そのテープにあるはずのギターソロのトラックが行方不明になり、無くなったトラックを再録音した。9年前に弾いたギターと2005年に弾いたギターとが入っているので興味深い。
2. ONE OF A LIFE
BLUE OF THE RIVERと同時期、同じシチュエーションで録音。作曲は'96年6月。自宅で録音することの良さの一つは、浮かんだアイデアをじっくり実現させられること。この曲は特にエフェクトのアイデアを追求した。
3. YOU WILL BE FINE
これもBLUE OF THE RIVERと同時期、同じシチュエーションでの録音。この曲はその後もいろんなバージョンを作りリリースもされたが、これは原曲とほぼ同じ。
4. I WANT YOU NOW
これもソロアルバム用にライデンがドラムを打ち込んでくれたものだが、作曲が途中だった為、残りの録音は自宅の8 TRACK RECORDERにて行った。'96年8月録音。ギターは珍しくストラトを使用。
5. MAMA SAID, GOOD BOY
6. ELECTRIC BODY
7. RHYTHM & PSYCHO
'96年4月の作曲、録音。この頃THE OUTSIDERSの二回目のライブの為に、新曲4曲を同時進行で作っていた。リズムのパターンを流しただけのトラックに、ラフアレンジのギターを載せて作って行ったので、今回のリミックスでループを加えたり、シンバルを加えたり、エフェクトなどを使って仕上げた。
8. EMPTY NIGHT
'97年10月の作曲、録音。この頃THE OUTSIDERSのテーマが「FANTASIA」に変化した頃で、より絵が見える音楽を創ろうと思っていた。アウト用に書いたので、ドラマーのミッチャンがドラムを打ち込んだ。アルバム「ALTERNATE FANTASIA」のシークレット・トラックに入っているものと同じものだが、ギター・トラックを整理した。
9. ROCK & ROLL RIDE
これもEMPTY NIGHT同様「FANTASIA」の為に'97年11月に作曲、録音したもの。あまりにスカスカだったのでパーカッションを追加してみた。
10. DISCOVER ME
11. CRY
'97年2月にアウトサウダーズのファースト・アルバム用に作曲、録音したもの。アレンジやフレーズなどは、本番のレコーディングと同じところまで作っていたのが解る。
12. OH, IT'S ME AGAIN
'96年7月の作曲、録音。前出のソロアルバム用に書いた曲。いろんなバージョンが残っていたが、この一番最初の録音が一番勢いがあった。歌詞が一部未完成のままになってる。あとピアノが無責任に鳴っている。
13. THE WILD SUN
'97年の後半、RYU率いるEASY WALKERのライヴをヘルプしていた。この曲は'97年12月、EASY WALKERSの為に作った曲。作詞と歌はもちろんRYU。オレも大好きな曲だったので、ここで世に出すことが出来て本当に嬉しい。
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